ユーロビンテージで一番知られているパンツといえばM-47で間違い無いだろう。
しかし、ミリタリーぽく無い綺麗なシルエットと唯一無二の色味で評価されはじめここ数年で価格が急激に高騰しているパンツがある。
それがスウェーデン軍のミリタリーパンツだ。
個人的には古着好きはもちろん、ドメス、インポート好きにも刺さるパンツだと確信している。
プリズナーパンツとは?

プリズナーパンツとは囚人が着用していたパンツのことである。
これが囚人服と聞いて驚く人も多いだろう。
日本では一般的に囚人服といえば太いボーダーのパジャマのイメージでは無いだろうか?
プリズナーパンツのディテール
それではディデールを見ていこう。

シルエットはかなりワイドだ。
ワタリがかなりとられておりレングスもかなり長めである。
綺麗なセンタープレスが入っており、かなり上品な印象。

ジップでなくボタンフライの仕様。またボタンの数は4つである。
また内側についているボタンでサスペンダーで吊らすことも可能である。ウエストのサイズが大きすぎて合わない場合もサスペンダーを使用することで着用することが可能である。
サスペンダーで吊るすタイプのパンツはベルトがつけられないことがあるがプリズナーパンツはベルトループもついているので非常に使い勝手がよい。

生地はコットンツイル。
コットン100%なので生地に張りがあり躊躇なく洗濯していただける。

タグはこのような作りになっている。
タグは刺繍で縫われており、現代の服と比べ圧倒的に手間暇をかけ作られている。
プリズナーパンツの一番の魅力
プリズナーパンツが好きな方は大半が独特の色味に心惹かれていると思う。

この絶妙な玉虫色は他のパンツで見たことがない。
白色、黄金色、緑色の糸がツイルで編むことにより強烈な玉虫色を作っている。
特に日に当たるとより玉虫が強くなり圧倒的なオーラを放つ。
まとめ
総評するとこのプリズナーパンツは「作り込まれた服」である。
囚人服とは思えないほど完成されたディテールであり、なぜここまで作り込まれているのか不思議に思うぐらいである。
また当サイトでもデッドストックのプリズナーパンツを販売している。
近年価格が高騰してきており、東京の古着屋では13000円前後(2020年3月)で取引されているが、当サイトではかなり安い価格設定にしている。
当サイトの「online store」から確認することができる。
是非チェックしていただきたい。