唐突だが皆さん【SOE/ソーイ】というブランドをご存じだろうか。
2001年から始まったブランドでドメスティックブランドのなかでもかなり歴史の深いブランドで、現在では大手セレクトショップ【STUDIOUS】で取り扱いがある。
意外と見逃しがちなSOEというブランドだが、実はかなりカルチャーを仕込んだモードとストリートの中間をとる、素晴らしいブランドだということを知っているだろうか?
今回はそんなsoeの歴史や服の魅力について迫っていこう。
SOE(ソーイ)はどんなブランド?

SOEは伊藤壮一郎が創業したブランドである。ロンドンに留学後、青山学院大学に入学して、入学時から服作りを始まる。
そして2001年にブランドをスタートさせる。2004年には東京コレクションにデビュー。そして2015年にはパリのメンズコレクションにも出展。
そして2018-2019AWにて伊藤壮一郎はデザイナーを退任。現在は高木がデザイナー、伊藤壮一郎はデザイナーとして着任。
ちなみに2018AWの東京ファッションウィークにおいてファッションアワードを獲得したのがこのSOEである。
ブランド名のソーイは創意(創り出す意識)と、装意(装う意識)という意味が込められています。
リアルクローズをコンセプトとしているので、ジャンルレスな服作りを提案している。
SOEの特徴としては「東京カルチャー」を服に注ぎ込んでいるという点だ。デザイナーの伊藤はコンバースやニューバランスなどと言った普遍的なアイテムに抵抗があり、すこしひねくれていると自身でも語っている。そんな少しいびつな東京カルチャーを感じることができる。
SOEの代表アイテム・スラックス

SOEを語る上で必ず外せないのがこちらのスラックスである。POPEYEなどの人気雑誌にも取り上げられる有名なアイテムである。
ドレスアイテムをストリートに昇華させたアイテムである。SOEのコンセプトをそのまま反映した自信作だ。
Sport Slacks


soeが定番的に展開するスポーツスラックスシリーズ。そのなかでも上品な光沢感のあるトリアセテートとキックバックの強いポリエステルの交織ツイルを使用したのがこのスラックス。
織りでストレッチ性をもたせイージーな穿き心地に仕立てつつも、見た目にはスラックスそのもの。スポーツスラックスとその名にふさわしいモダンな印象に仕上げたカジュアルパンツ。
ほどよくゆとりをもたせた腰回りから、裾に向けてすっきりとしたストレートラインを描き、スラックスの持つ上品さと動きやすさを兼ね備えた一着。
必然的にシャツからカットソーまで守備範囲を広く持ち、その美しいシルエットであらゆるスタイル/シーンにマッチする名作である。
値段も¥25000ほどと求めやすい価格となっている。
Skate Slacks

SOEのスポーツスラックスに続き定番のスケートスラックスである。
速乾・撥水性に優れ、肌当たりの良いポリエステルツイル生地を採用。腰回りを調節することで、履き心地も格段にアップした。さらにフロントにベルトのズレを防止するタブや、ウォレットチェーンなどを付けるためのループを追加し、機能面の充実も図られている。
Saddleman Slacks Straight Flared Fit

こちらはカウボーイに愛された5PKのサドルマンジーンズリーバイス517をベースとしたフレアスラックスだ。
バックベルトのレザーパッチ、フロントジッパー、コインポケット、内股のダブルステッチなどサドルマンジーンズのディテールを踏襲している。
生地はシワになりにくく、ストレッチ性のあるポリエステルツイルを使用しています。SOEお得意のポリエステルツイルを使用している。
Easy Slacks

こちらも定番のスラックスである。ドレスアイテムだがどこか抜け感を感じる事ができる。
動きやすさに力を入れているのでスラックスとは思えないほどだ。
ドレスとストリートの中間をとるSOEの服作りがこのようなところで評判を得ている。
Renacerオンラインストアで購入可能アイテム

当オンラインストアでもSOEのジャケットを用意をしている。
soeの2006ー2007awのエポレットジャケット。サイズはs。色は明るいグレー。
シェイプのかかった綺麗な仕立てのジャケットでエポレット付きという面白いギミック。soeならではの服作りだ。
身長170ほどで細身の私が着用してジャストサイズである。


このようにタイトな着こなしになると思うが、そこはさすがのSOE。エポレットで遊び心を効かしているのでしっくりくる。
色味が白に近いグレーなのでかなりあわせやすい。
是非renacer/レナセールのオンラインストアでチェックしてみてほしい。