突然ですがスカーフは普段着用されますか?
女性の方は着用される方も多いと思いますが、男性で着用される方は少ないイメージです。ですが普段のコーデに加えるだけで一気に上品さが加えられる魔法のアイテムです。
筆者がおすすめするスカーフを4つ紹介させていただきます。
HERMES

エルメスのスカーフといえば「カレ」。
カレとはフランス語で正方形を意味しており、エルメスのカレも正方形のスカーフとなっております。
カレの魅力といえば
- 芸術性の高いデザイン
- 高級シルクの質感
それらの魅力を生み出す背景には多くの職人の熱い気持ちと只ならぬこだわりがあります。
原画の線や塗りの雰囲気に合わせて、色やペン、ブラシを選択し、なぞっていきます。「もとのデザインをいかに忠実に再現できるか」を追求していきます。原画のデザインによってまちまちだが、製版作業におおよそ1600時間。通常の30色使いのカレの場合、600時間程度かかるそうです。

シルクスクリーン製版職人が色ごとに分けた版にしたがって、シルクスクリーンプリントを施してゆくプリント職人。エルメスはカレ(スカーフ)をシルク生地そのものから制作しており、90cm四方のカレ1枚分のシルク生地をつくるのに、約300個の繭が使われるそうです。
お値段はサイズとデザインによってまちまちです。ぜひ公式サイトを覗いてみてください。
DRAKE’S

Drake’s/ドレイクスは、1977年アクアスキュータムのアクセサリー・コレクションのデザイナーとして活躍していた、マイケル・ドレイクによって設立されました。メンズのハイクオリティーなウール、シルク、カシミヤ素材のマフラーやスカーフ、小物のコレクションからスタートし、現在ではネクタイとシャツの英国に残る希少なファクトリーブランドとして、その地位を築いています。2017年にはBRITISH MADE銀座店にShop in Shopとしてアジアに初出店しました。こちらでは日本で唯一、DRAKE’Sのフルラインナップをご覧いただけます。
引用元:https://www.british-made.jp/c/brands/drakes

ドレイクスのスカーフのデザインはエルメスとテイストはよく似ているが、ドレイクスの方が力強い印象です。
よりアメリカントラッドなファッションをされる方におすすめです。
ANATOMICA

アナトミカにスカーフのイメージは少ないのではないでしょうか?
しかし、アナトミカは「古き良きモノを解釈し、さらにそれを超えるモノを製作する。」という精神を大切にしています。
そのためアナトミカのスカーフはビンテージのエルメスなどを研究し尽くし作り上げているのです。

こちらの商品は2020年春夏のものです。
両端を生地の耳(セルヴィッジ)使いにするため、アナトミカの為に特別に極めて狭い幅で作製したコットンサテン素材のスカーフです。

上の写真を見ていただければ、セルヴィッジを使っているのがわかる。
今回の柄はヴィンテージのバンダナがソース。生地に極力負担をかけない仕上げ方法を行うことにより、唯一無二の柔らかく膨らみのある質感を実現しています。
公式サイト | http://anatomica.jp |
公式オンラインショップ | http://anatomica.jp/products.html |