【BURBERRYS/バーバリー】今流行りの一枚袖とは??

街を歩いているとバルマカーンコートやトレンチコートを着ている人を多く見かけることが多いだろう。

正直な話、そのようなコートを着ている人でも「自分の体にあったコート」を着ているかどうかで大きく異なる。

なぜ同じようなコートを着ていてもここまで差ができてしまうのだろうか?コートの製法から読み解いていこうと思う。

 近年、人気が高まっている「一枚袖」とは何なのだろうか??

通常のバルマカーンは、腕の上部と脇の下の二箇所で縫い合わせた、生地2枚で形成した袖(ニ枚袖)が一般的であるが、1枚袖は、脇の下の一箇所で縫い合わせた、生地1枚で形成した袖である。

一枚袖

上図のように本来あるはずのシーム(縫い目)がない。

「シームがないだけで何が変わるの??」という疑問を持った方も多いのではないだろうか?結論から言うと、このシームの有無だけで全く別のコートになってしまうのだ。

一枚袖は基本的に当時の別注品であったり、個人オーダー品であることがほとんどである。年代は主に60sのものがほとんであるが、30年代の一枚袖も確認されている。

一枚袖と一括りにしても一つ一つで顔つきはかなり変わるが、一枚袖の特徴をこれから説明する。

 主に一枚袖の魅力は以下の二つである。

  • 肩が張らず、生地が下に落ちること。
  • アームホールが太い

下に一枚袖と二枚袖の着用画像を掲載する。

左が一枚袖で右が二枚袖である。

まず肩の張り方に注目してほしい。左の写真は肩が張っておらず、生地が袖下の部分に溜まっている。一方、右の写真は肩が張っている。

一枚袖は肩が張っていないことで、より中性的なシルエットでどこか大人らしい余裕のある雰囲気が感じられる。

また、一枚袖は肩が張っていないことでオーバーサイズに着ることができる。

二枚袖でオーバーサイズに着てしまうと、明らかに肩が合わず、服に着られている感が出てしまう。

そのため近年トレンドであるルーズな着こなしを可能にさせるのが、一枚袖なのである。

ぜひ、古着屋に行った際にはこのことを確認してコートを見ていただきたい。たかが袖の製法の違いだが、そこにこだわりを持つことができなければ、コートはカッコよく着こなすことはできないのである。