セントジェームスというブランドをご存知だろうか?
特に人気はバスクシャツ。バスクシャツは他にもオーシバルや近年ではoutilがリリースしているがやはりセントジェームスのイメージが強いだろう。
今回は特にセントジェームスのウエッソンについてフォーカスしていく。
ウエッソンとは?

ウエッソンとは、セントジェームスの代表作といえる一着。バスクシャツとよばれるカットソーで、ノルマンディー地方の漁師やヨットマンたちが着ていた作業服のスタイルを受け継いでいる。フランス軍のバスクシャツともディテールがよく似ている。
メイドインフランスにこだわっており、本社工場にて糸の選定から紡績、染色、編み、縫製に至るすべての工程が行なわれている。もともと漁師やヨットマンが着用していたので実用的なデザインで作られており、コットン100%の素材は非常に丈夫。気にすることなく洗濯できるのも良い点の一つ。

これがセントジェームスの中でも最も人気の代表作。フレンチカジュアルといえばこの配色だろう。
白と青のボーダーの配色から海岸を感じさせるデザイン。見た目はかなりマリンだが素材はコットン100のギャップもまた良い。
個人的には素材がコットンなのでヨーロッパ古着だけでなくアメリカ古着とも非常に相性が良い。
またカラーバリエーションも豊富で素晴らしい。

またサイズ展開も豊富でありあなたの体に合う一着が見つかるだろう。しかし洗濯により多少の縮みが発生するのでそこも考慮してサイズを考えていただきたい。
●サイズ表(表示 / cm) | ||||||
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フランス表示 | INTEL表示 | 日本の目安のサイズ | 着 丈 | 袖 丈 | 胸 囲 | 肩 幅 |
T0 | XXS | LADIES XS | 59 | 50.5 | 85 | 39 |
T1 | XS | LADIES XS〜S | 60 | 51 | 88 | 41 |
T3 | SM | LADIES S〜M | 64 | 52 | 96 | 45 |
T4 | M | LADIES M〜L MEN S | 68 | 56.5 | 100 | 47 |
T5 | ML | MEN M | 70 | 57 | 104 | 49 |
T6 | L | MEN L | 72.5 | 60.5 | 108 | 52 |
T7 | XL | MEN XL | 74 | 61 | 114 | 53.5 |
Saint Jamesの詳細
著名人の着こなし
セントジェームスは多くの著名人に愛用されている。またそのやりすぎのないデザインと服に込められたバックボーンからドラマの衣装としても人気である。

こちらはグランメゾン東京の尾花夏樹演じる木村拓哉さんである。
このドラマは尾花夏樹と早見倫子が東京でフレンチ料理の三ツ星をとるまでの物語である。なのでスタイリストさんはフランスのバックボーンを持つバスクシャツをチョイスしたのだろう。

20世紀最大の芸術家パブロ・ピカソもバスクシャツの愛用者だった。
世界的な最も著名な画家であり、ピカソの名前はアートに疎くても知らない人はいない程。ちなみにピカソはセントジェームスとオーシバルのバスクシャツを愛用していたそうだ。